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ウレタン洗浄剤 S730

ウレタンフォームの洗浄剤

ウレタンフォーム(発泡ウレタン)の溶解除去洗浄剤です。優れた溶解力が特長です。

 

特長

ハロゲン系溶剤や芳香族炭化水素・エチレン系グリコールエーテルを含まない洗浄剤です。

優れた溶解力

即効性

発泡から硬化途中のウレタンフォームに対し、優れた溶解力を発揮します。

遅効性

発泡後の硬化が進んだウレタンフォームに対し、液浸透性が有り、フォームの膨潤から除去作業をし易くします。

適応性

ノズルの浸漬洗浄から、釜溜め洗い・吐出機での押出し洗浄まで幅広い使用方法により、フォームを除去します。

仕様

物性値

外観淡黄色透明液体
引火点(℃)37
沸点範囲(℃)120~202
比重  20/20℃0.945
表面張力(dyne/cm)34.2(25℃)
粘度(mpas)1.8(30℃)
臭気低臭気

※上記物質性値は、代表値であり保証値ではありません。

溶性テスト・比較データ

テスト液

S730/(参考)塩化メチレン

使用フォーム

A社製フォーム P/R=100/77
*攪拌⇒17s±3s⇒クリームタイム⇒1m20s±15s⇒ゲルタイム⇒2m06s±20s⇒タックフリータイム⇒2m15s±20s⇒ライズタイム

テスト内容

発泡から硬化途中のウレタンフォームに、P、R液を混合攪拌後、30秒・60秒・90秒の一定間隔で洗浄液を滴下し、フォームの溶け方を定性的に評価する。

考察・結論

  • 発泡開始前のウレタンフォームに対する溶解性はS730より塩化メチレンの方が、若干優れていたが、大きな優位差は無く、充分使用に堪えうる物と判断できる。
  • 発泡後、経時にとり、ウレタンフォームの溶解は難しくなるが、発泡が進んだフォームにおけるS730と塩化メチレンの性能差は、同等か、S730が若干上回っていた。

結果・他比較

 S730
塩化メチレン(参考)
溶解性テスト30秒
60秒
90秒
比較特定化学物質障害予防規則非該当特別有機溶剤
作業環境管理濃度設定なし50ppm
変異原性物質非該当該当
比重 (20℃)0.9451.326

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